さっきまでは良い気分だったのに。
何も頭の中になくポジティブだったのに。
ふとしたことがきっかけで頭の中を色々な妄想や不安が駆け巡り、自分ではどうしようもなくなってしまう、こんな経験はありませんか?
私はあります。
10分前までは、今からの楽しみや将来へのワクワクなどをイメージし、とても良い気分だったのに何かふと頭の中をよぎった瞬間全てが反対になります。
そしてそれは寝る時まで続き、眠れない、しんどい。
朝、起きてみると結局何に悩んでいたのか分からない程どうでも良いことだった
なんてことがよくあります。
今回はそんな時に私が実践している心の静けさを取り戻す方法を紹介します。
急に襲ってくる不安感と問題たち
特に心が繊細な人は、外からの刺激やSNS、他人の感情などから、想像以上の情報を得ます。
「事実」以上にそこから広がる想像はどんどんと広がり、自分でもコントロール出来ないほどにまで膨れ上がります。
そして、そのことに気づいていながらも脱却できず、結果眠れず心が不安定になってしまいます。
無理にそのことを考えないようにすればする程、その想像は自分の中で大きくなってしまいます。
そういった時に、どのように対処すれば良いのでしょうか?
何か自分で自分の感情をコントロールできる方法があるのでしょうか?
不安で眠れない夜をこれ以上経験したくない、
そのような経験がある人は是非読み進めて下さい。
心の静けさを取り戻すための3つの解決策
ここでは今すぐに、時間もお金もかけずに心が静まる3つの方法を紹介します。
是非役立ちますように。
- 3️⃣ ゆっくり呼吸をする
一つ一つ、見ていきましょう。
1️⃣ 心地よい音を聞いて、思考を弱める
具体的にすること:イヤホンで自然音やASMR、ポッドキャストを聴く
根拠:音の刺激は心拍数を下げ、不安を和らげる効果があると海外の実験でも証明されています。音に意識を向けると余計な考え事が自然と減っていきます。また、ポッドキャストで誰かの話を聞くと、自分の問題から意識が逸れ、心の静けさが戻ってきます。
おすすめの音:心地よい声の朗読(youtube)、雨の音、lofi-sounds、さくら通信(馬鹿な面白いお話がたくさんで超おすすめです)、モッパン(韓国発祥で人が食事をする動画)
2️⃣ 無理に落ち着こうとしないことで落ち着く
具体的にすること:「不安でも良い」「モヤモヤしてるな、自分」と客観的に自分を見てそうなっている状態の自分でも良いと許す
根拠:心理学では「逆説的意図」という考え方があり、考えないようにしようと思う程色々なことを考えてしまうことがあります。むしろ「このままで大丈夫」と思うことで心が緩んでいきます。
例えば:「今はちょっと疲れているだけ」「大丈夫、ちゃんとやっているよ」
3️⃣ ゆっくり呼吸をする
具体的にすること:ただ、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐くだけ。
根拠:深い呼吸は「不安や緊張を感じる脳の働き」を鎮めてくれるとアメリカの心理学研究で証明されています。たった数分でも気持ちが落ち着きやすくなります。
やり方:4秒かけて吸う⇨4秒止める⇨6秒かけて吐く
ポイント:目を閉じて、呼吸だけに集中してみる
なぜ「心の静けさ」は思考の波を鎮めるのか
脳科学的にもマインドフルネス的にも、不安やストレスは自分が「今ここ」にいない瞬間に生じることが多く、自分の意識を今に戻す必要があります。
繊細な人ほど、外の情報を処理しすぎてしまい、思考が未来に行ったり過去に行ったりしてしまいます。「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」「あの時の対応はあれで良かったのか」「もっとこうすれば良かったのではないか」…など。
それらを考えている時間、自分の心は「今」にありません。
先ほど紹介した3つの解決方法は全て自分を「今ここ」に戻す方法でもあります。
自分が生きているのは未来でも過去でもなく「今」なのです。このことに気づいた瞬間、頭の中のざわつきが収まり、静けさを取り戻すことができます。
終わりに
感情の波があることはダメなことではありません。それも自分の一部です。
ただ、行き過ぎてしまうと自分を不安定にさせてしまいます。
最近悩みが多い、眠られてない、頭の中がざわつく、その様に感じている場合は、頭と心に静けさを取り戻しましょう。自分のために静かな時間を作ってあげることはセルフケアへの第一歩ともなります。
混沌とした現代社会、ストレスとうまく付き合いつつ、自分のケアを少しでも自分でできるとこの時代を生き抜く一つの術となるはずです。
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