毎日がバタバタして、なんだかいつも「時間がないな…」と感じていませんか?
実は、家の中の「もの」を少なくすると、心がスッと落ち着いて、時間もゆっくり流れていくように感じられるようになります。
この記事では、海外のサイトで紹介されていたアイデアもまじえながら、ものを減らすことで時間が変わる理由をお伝えしていきます。
なぜ、ものが少ないと時間がゆっくり感じられるの?
部屋に物がたくさんあると、目に入る情報が多すぎて、頭の中がゴチャゴチャしてしまいます。
たとえば、机の上にいろんなものが散らかっていると、勉強にもなかなか集中できませんよね?
アメリカの大学の研究でも、「散らかった部屋にいると、頭が疲れやすくなって、イライラしやすくなる」とわかっています。
反対に、スッキリした部屋だと、気持ちが落ち着いて、やることに集中できるようになります。すると、時間がゆっくりと流れているように感じられるんです。
ストレスが減って、心にも時間にも余裕ができる
ものが多すぎると、使いたいものがすぐに見つからなかったり、部屋の中を何度も探し回ったりして、無駄な時間が増えてしまいます。
また、たくさんの物に囲まれていると、気づかないうちにストレスもたまります。
海外の研究でも「物が多い家にいると、ストレスホルモン(コルチゾール)が高くなりやすい」と言われています。
これは、体にとってよくないサインです。
でも、物を少なくしてシンプルに暮らすと、探し物の時間も減り、心にも余裕ができます。
すると、「時間が足りない…!」という焦りも減って、気持ちよく過ごせるようになります。
大切なことに時間を使う
最近では「ミニマリスト」と呼ばれる、必要なものだけを持って暮らす人たちが増えています。
ミニマリストは、「たくさん持つこと」よりも、「本当に大事なものを大切にすること」を選んでいます。
服も、道具も、家具も、「これがあれば十分」と感じるものだけを残して、他は手放します。
そうすると、掃除もラクになるし、買い物に使う時間も減ります。なにより、「大切な人と過ごす時間」「好きなことをする時間」が増えていくんです。
ものが少なくなると、心にもスペースができて、「自分にとって大事なことって何かな?」と、ちゃんと考えられるようになります。
少しずつ始める、おすすめの方法
いきなり「全部捨てよう!」と思うと、ちょっと大変ですよね。
ここでは、海外で紹介されている、気軽に始められる「ものを減らすコツ」を3つ紹介します。
①「保留箱」を使う
手放そうか迷っているものを、箱に入れて3ヶ月間使わなかったら、もう必要ないかも。
しばらく置いておくことで、気持ちも整理できます。
②「お気に入りを1つだけ残す」
同じようなもの(たとえば、ペンやTシャツなど)がたくさんあるときは、一番好きな1つだけを残して、他は手放してみましょう。
「これがあれば大丈夫」と思える自信もついてきます。
③ 30日チャレンジ
1日目は1つ、2日目は2つ、というように、毎日少しずつ物を手放していくゲームです。30日続けると、なんと465個も減らせます!
ものが減ると、体にも心にもいい変化が起きる
ものを減らすと、時間がゆっくり感じられるだけじゃなく、体や心にもいいことがたくさんあります。
・掃除が簡単になるので、自然と体を動かす機会が増える
・心がスッキリして、イライラや不安が減る
・衝動買いが減って、お金も時間もムダにしなくなる
・本当に大切なことに集中できる
つまり、「ものを減らすこと」は、「自分を大事にすること」につながっているんですね。
まとめ
たくさんのものに囲まれていると、気づかないうちに心も時間もせかされてしまいます。
必要なものだけを選んで、少しずつ手放していくと心がゆるんで、時間もゆったり流れ始めます。
片づけや整理整頓が苦手な人でも、ゲーム感覚でちょっとずつでOKです。
まずは、これ、本当に必要かな?と、1つの物を見直すところから始めてみましょう。
時間が足りないと思っていた毎日が、少しずつ、気持ちのいい時間に変わっていくはずです。